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冗談抜きに未来はこうなるかもしれない。 [コンテンツ]

ギズモード ジャパンの記事です。

"ギズモード・ジャパン 日本最大級のガジェット & テクノロジー サイト" の記事 "今すぐ死にたくなる絶望的な未来予想図10選" のURL:
http://www.gizmodo.jp/2016/09/10-phenomenon-to-annihilation.html

この記事で紹介されている内容は、もしかすると一見大袈裟に感じられ、破滅妄想的なものか、笑える冗談の様に感じられるかもしれません。

しかしながら、実はその内容は理に適ったものであり、どれも全く起こり得ない事態とは到底言えません。
記事にある様な最悪の事態を防ごうと努力する人が少数居る一方で、その様な事に無関心であったり、人々を恐怖と苦悩のどん底に陥れようと考える人々が多数居ます。
現在も地球の自然環境の破壊は止めど無く進行しており、テクノロジーは過剰とも言える発達を続けております。
世界の人々の間の様々な格差が拡大しており、人間社会は不安定さを増しております。

世界が危機に瀕するシナリオは古くから想像され、そうした題材を扱った小説や映画などは数知れず存在しておりますが、今日までは何とか、2度の世界大戦などを除き、人類の危機は回避されて参りました。
ですが、今まで大丈夫だったから今後も大丈夫であるなどといった考えは楽観的過ぎます。

最もそうした危機的状況を招きかねないのは恐らく、人々がそうした事態を想像する事を怠り、考える事を止めてしまう時でしょう。

私達は未来の危機的状況の予想について笑って聞き流す事無く、真剣に考える必要があるのではないでしょうか。

動画を高画質化して再投稿致しました。 [ソフトウェア]

先日2016年9月11日日曜日に私が観に行った、群馬県邑楽郡大泉町の " 文化むら " の " 大ホール " で開催された、 " 第8回 文化むら キッズ ダンス フェスタ " (Kids Dance Festa)での出演チーム " moda " のダンス パフォーマンスを私が撮影した動画を、インターネット動画投稿サイトの " Dailymotion " に投稿してブログ内に掲載したのですが、今日、動画の画質と音質を向上させて再投稿致しました。

関係者からの許諾は得ておりませんが、どうか御容赦下さい。


Bunkamura Kids Dance Festa (2016_09_11)_2 投稿者 Hard_Solid_Bass
私が撮影した " moda " のダンス パフォーマンスの動画です。
プレイヤーの画質を1080pに設定して全画面表示するとある程度良好な画質で再生出来ます。
DailymotionはCDN (Contents Delivery Network)として " Limelight Orchestrate " というサーヴィスを利用している事が2016年2月17日に発表されておりますが、その割には帯域幅が狭く、低画質でしか再生できない事が多いようです。
特に夜間はアクセス過多でサーヴァーが過負荷になり、再生が止まる事もしばしばあるようです。

ブログ記事: 大泉町 "文化むら キッズ ダンス フェスタ" を今年も観に行って来ました。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2016-09-14

私はこのヴィデオをSONYのコンパクト ディジタル カメラ DSC-RX100で撮影致しました。
このカメラは2012年6月22日発売の古いモデルであり、且つ小型ですので、動画の暗所撮影性能は余り高くありません。
ダンス パフォーマンスを撮影した文化むら大ホールは照明の演出が素晴らしく凝っており、様々な色のスポットライトが激しく明滅し、背景もスクリーンになっていて様々な色に照らし出されます。流石にレーザー ビームはありませんが。
そして私が撮影した場所は2階のバルコニーからで、このカメラの最大ズーム倍率である3.6倍より少し手前位の倍率でしたのでF値が大きくなり、画像が暗くなります。
撮影した動画は非常にノイズが多く、被写体の速い動きは像がブレておりました。
照明が明滅するタイミングでは盛大なディジタル圧縮ノイズが出ており、暗い場面ではザラついたノイズが乗り、被写体の輪郭にはモスキート ノイズが出ておりました。

私はこの動画の画質の改善を試みました。
色々試した中で上手く行った方法は、実に簡単なものでした。
処理は " 端末 " によるコマンド ラインを使用致します。

まずは動画ファイルを " ffmpeg " で連続の静止画像群と音声ファイルに分離します。
ffmpeg -i ./InputVideoFolder/InputVideoFile.MTS -r 60 -f image2 ./FramesFolder/%06d.png
ffmpeg -i ./InputVideoFolder/InputVideoFile.MTS -acodec copy ./AudioFolder/audio.ac3

ファイル パスやファイル名、コーデックなどは適宜変更致します。

" XnConvert " という大量の画像を一括で処理出来る、無料のソフトウェアで以下の処理を行います。
" 動作 " タブを開き、 " 動作を追加 " ボタンを押し、 " フィルタ " の " ノイズ除去 " を選択致します。
このノイズ除去フィルターは非常に優れており、被写体の輪郭の周辺にある、モスキート ノイズなどのノイズを選択的に、効果的に除去出来ます。
このノイズ除去フィルターは複数回適用しても全体の画質はほとんど損なわれません。

ノイズ除去した上でそのままXnConvertで " フィルタ " の " ピント強調 " を適用致します。
すると画像が鮮鋭化されます。

"XnConvert" の公式ウェブサイトのURL:
http://www.xnview.com/en/xnconvert/

次に分離しておいた音声ファイルをオープンソースで無料の音声波形編集ソフトウェアである " Audacity " で編集致しました。手順は以下の様に致しました。

Audacityにaudio.ac3 ファイルを取り込む。(1)
(1)のステレオ トラックを複製する。(2)
(2)のトラックに対してLow-Pass Filter( 200[Hz], -12[dB/Octave] )を適用する。
(1)と(2)を合成。(3)
(3)のトラックに対してHPF( 30[Hz], -36[dB/Octave] )を適用する。
(3)のトラックに対してコンプレッサー( 閾値-6[dB], ノイズ フロア-60[dB], レシオ6:1, アタック タイム0.10[秒], リリース タイム1[秒], ゲイン調整無し, ピークに基く圧縮有り )を適用する。
(3)のトラックに対して増幅( 最大値-0.01[dB] )を適用する。
(3)のトラックに対して導入部分にフェードインを適用する。
最後にこれを320[kbps]の.ac3形式のファイルとして書き出す。

"Audacity" の公式ウェブサイトのURL:
http://web.audacityteam.org/

そしてffmpegにて連番の静止画像群と音声ファイルを結合して再エンコードして完成です。
ffmpeg -f image2 -framerate 60 -i ./NRSharpenedFramesFolder/%06d.png -i ./AudioFolder/audioEdited.ac3 -r 60 -vcodec libx264 -crf 16 ./OutputVideoFolder/videoEnhanced.mp4




ところで、XnConvertのノイズ除去フィルターでは輪郭の周辺のモスキート ノイズなどのノイズ以外のノイズは除去しませんので、他の種類のノイズを除去したい場合には別のソフトウェアで処理する必要がございます。

例えば、ディジタル圧縮のブロック状ノイズならば " waifu2x " のNoise Reductionが効きます。
find ./FramesFolder -name "*.png" |sort > ./data/frame.txt
th waifu2x.lua -model_dir models/my_model -m noise -noise_level 3  -resume 1 -l data/frame.txt -o ./NRFramesFolder/%06d.png


ブログ記事: 最高峰の学習型画像拡大ソフトウェアを使ってみました。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-11-26



他には、動画ファイルのまま、 " ffmpeg " のウェーヴレット変換によるノイズ低減処理もございます。
以下にffmpegでアンシャープ マスクによる鮮鋭化とウェーヴレット変換によるノイズ低減処理を行うコマンドを例示致します。
ffmpeg -r 60 -i ./InputVideoFolder/InputVideoFile.MTS -vf "unsharp=luma_msize_x=5:luma_msize_y=5:luma_amount=1.0,vaguedenoiser=threshold=3:method=2:nsteps=6:percent=50:planes=15" -vcodec libx264 -crf 16 ./OutputVideoFolder/OutputVideo.mp4

" vaguedenoiser " がウェーヴレット変換によるノイズ低減フィルターです。
" threshold " の値が大きい程沢山のノイズを除去しますが、同時に細部がぼやけてしまいます。
" percent " の値がノイズ低減処理を反映させる割合で、値が小さい程効果が弱くなります。
詳しくはffmpegの公式ドキュメントを御覧下さい。

"ffmpeg" の公式ドキュメントの "vaguedenoiser" フィルターに関する項目のURL:
https://ffmpeg.org/ffmpeg-filters.html#vaguedenoiser

ついでにffmpegによる強力な手振れ補正処理を行う方法も記載致します。
2016年9月21日現在に於いてはUbuntu 16.04 LTSでffmpegで高性能な手振れ補正を行うには " vid.stab " を使用する必要がございますが、その為にはffmpegを自身でビルドする必要がございます。
注意事項と致しまして、使用したい機能がある場合は自身でそれを追加し、有効化する必要がございます。

まず、 " vid.stab " をインストール致します。
cd ~/
git clone https://github.com/georgmartius/vid.stab.git
cd ~/vid.stab/
cmake .
make
sudo make install


次に、 " libx264 " をインストール致します。
cd ~/
git clone git://git.videolan.org/x264.git
cd ~/x264/
./configure --enable-static --enable-shared
make
sudo make install
sudo ldconfig


続いて、 " libx265 " もインストール致します。
cd ~/
git clone https://github.com/videolan/x265.git
cd ~/x265/
cmake ./source
make
sudo make install
sudo ldconfig


" ffmpeg " に必要なライブラリーを纏めてインストール致します。
sudo apt-get install ffmpeg


ライブラリーだけ残して " ffmpeg " のみを削除致します。
sudo apt-get purge ffmpeg


" ffmpeg " のコンパイルに必要な " YASM " をインストール致します。
sudo apt-get install YASM


" ffmpeg " のコンパイルとインストールを行います。
cd ~/
git clone https://github.com/FFmpeg/FFmpeg.git
cd ~/FFmpeg/
./configure --enable-gpl --enable-libvidstab --enable-libx264 --enable-libx265
make
sudo make install


実行ファイル " ffmpeg " を " /usr/bin/ffmpeg " へ複製致します。
sudo cp ~/FFmpeg/ffmpeg /usr/bin/ffmpeg


" libvidstab.so.1.1 " を " /usr/lib/x86_64-linux-gnu " へ複製致します。
sudo cp ~/vid.stab/libvidstab.so.1.1 /usr/lib/x86_64-linux-gnu


必要なパスが通っている事を確認し、通っていない場合は適宜、環境変数にパスを設定しておきます。

手振れ補正の為に動画の手振れの量を解析致します。
ffmpeg -i ./InputVideoFolder/InputVideoFile.MTS -vf vidstabdetect=shakiness=4:stepsize=4:accuracy=15:mincontrast=0.1 -f null -

解析結果が " transforms.trf " というファイルに記録されます。
" shakiness " は値が大きい程激しくて速い揺れに対応します。
" mincontrast " は揺れ検出で使用する最小のコントラスト値です。画像の中でこの値より大きなコントラストを持った領域を使用して揺れの検出を行います。この値より小さなコントラストの領域は無視されます。

手振れ補正とクロッピングを実行してエンコードするコマンドの例です。
ffmpeg -r 60 -i ./InputVideoFolder/InputVideoFile.MTS -vf "vidstabtransform=smoothing=10:crop='keep',crop=1920:720:0:180,pad=1920:1080:0:180,unsharp" -vcodec libx264 -crf 16 ./OutputVideoFolder/OutputVideo.mp4

" smoothing " は値が大きい程、長周期の揺れを補正します。
具体的には、 (数値 ^ 2 + 1) 枚のフレームを揺れの波形をローパス フィルタリングする際に使用します。
この例では、 " crop " で画像の高さを1080[pixel]から720[pixel]に切り取って、 " pad " で上下に黒帯を付けております。
これにより大抵の手振れは補正可能な筈です。


また、ffmpegで書き出した連続番号画像ファイル群に対して、 " ImageMagick " という無料の画像処理ソフトウェアを使用する事も出来ます。
選択的ノイズ除去の後、鮮鋭化の処理を行うコマンドの例を示します。
find ./FramesFolder/ -type f -printf '%f\n' | while read imputFilename; \
do \
convert ./FramesFolder/$imputFilename -selective-blur 0.5x0.4+4% -unsharp 0x1.5 ./NRUSMFramesFolder/$imputFilename; \
done

引数の " -selective-blur " の構文は " radiusxsigma{+threshold} " です。
" threshold " で設定した閾値以下のコントラストを持つ領域だけを暈します。

処理した後は前述の方法で連番画像から映像に戻して音声ファイルと結合させます。

"ImageMagick" の公式ウェブサイトのコマンドライン オプションのドキュメントの "selective-blur" の項目のURL:
http://www.imagemagick.org/script/command-line-options.php#selective-blur



更にこちらは " Fiji " という画像処理ソフトウェアを使用したノイズ除去の方法です。
" Fiji " は " ImageJ " の便利なプラグイン全部入りのパッケージです。
" ImageJ " は医学、生理学、生物学などの分野の研究者達が使用する事が多いオープンソースで無料でJava VM上で動作する画像処理ソフトウェアです。

Java仮想マシンが動作する環境にしてある事が前提です。
まずは公式ウェブサイトより " Fiji " をダウンロードします。

"Fiji" の公式ウェブサイトのURL:
http://fiji.sc/

" Fiji " を起動してアップデートを済ませて再起動させます。
" Plugins " メニューから " Macros " - " Startup Macros... " を選択します。
ポップアップした " StartupMacros.fiji.ijm " ウィンドウで " File " メニューから " New " を選択します。
以下のマクロをコピー&ペーストします。
inputDirectory = "/home/UserName/Frames";
outputDirectory = "/home/UserName/Frames";
fileList = getFileList( inputDirectory );
for( i = 0; i < fileList.length; i++ )
{
 open( inputDirectory + "/" + fileList[i] );
 run( "Anisotropic Diffusion 2D", "number=10 smoothings=1 keep=10 a1=0.50 a2=0.90 dt=20 edge=5 show_filter show_time" );
 saveAs( "PNG", outputDirectory + "/" + fileList[i] );
 close();
 selectWindow( fileList[i] );
 close();
}

ファイル パスは適宜変更致します。

" Language " メニューから " IJ 1 Macro " を選択します。
" Run " ボタンを押すと、指定したディレクトリーにある連番画像の全部を1枚づつ読み込んでは " Anisotropic Diffusion " (異方性拡散)処理が実行されます。
この処理は優秀で、被写体の輪郭や必要な細部の絵柄を比較的元通りに残したまま、ザラついたノイズだけを暈す事が出来ます。

処理が終わると直ぐに画像はPNG ファイル形式で保存され、開かれていた画像ファイルは閉じられて、次の画像が読み込まれます。

UbuntuなどのLinux ディストリビューションのOS環境ではこれらの様にオープンソースであったり、無料であったりする(勿論、金銭の寄付が可能であればするべきです)ソフトウェアにより動画の画質改善処理が行えます。

以上、文字ばかりで申し訳ございませんでしたが、私の覚え書き的な記事でした。

究極の耳栓 "MOLDEX CAMO PLUGS" を纏め買い致しました。 [製品]

MOLDEX CAMO PLUGS_(2016_09_16)_1_resized_1 耳栓 "MOLDEX CAMO PLUGS" の小袋の写真。 緑色の迷彩柄の袋に製品名が黒色のアルファベットで印刷されている。
https://c1.staticflickr.com/9/8305/29680009616_1f9eef1108_o.png

MOLDEX CAMO PLUGS_(2016_09_16)_2_resized_1 耳栓 "MOLDEX CAMO PLUGS" 2個の写真。 薄茶色や緑色の迷彩柄のスポンジ製である。
https://c1.staticflickr.com/9/8283/29424104270_d1eb85e5f7_o.png
この耳栓、 " MOLDEX CAMO PLUGS " は私にとって正に究極の耳栓です。

私は昔から夜間に、近隣の騒音や大き目の話し声、TVの音声などが聞こえていると中々眠れません。
そこで数年前から様々な耳栓を購入し、試して来ました。
シリコーン樹脂製の成形品のフランジ タイプの物や粘土状の物、スポンジ タイプなど様々な形の物を試して来ました。
それらの耳栓は、耳穴への挿入が面倒であったり、ほとんど遮音性が無い物や、朝起きると耳の穴が痛くなる様な物まで様々でした。

そして最後にインターネット通販サイト Amazonで " MOLDEX " 銘柄の発泡ウレタン製の耳栓のお試し6種類詰め合わせを購入し、それぞれを試してみましたところ、どれもそれまで試して来た他社の耳栓よりも優れておりました。
その中でも最も私の耳に好適だったのは、前掲の写真の " MOLDEX CAMO PLUGS " でした。

これは何と言っても耳の穴への挿入がし易いのです。
人差し指と親指で強く摘んで、ころころと捩ると、スポンジが潰れて簡単に細くなり、それでいて直ぐに膨らんでしまうような事はなく、耳穴の奥まで挿入し終わった後でゆっくりと膨らんで行き、最後には耳穴にピッタリと密着して周囲の雑音はほとんど聞こえなくなります。

自分が居る部屋に置かれたTVからの音声も極小さくしか聞こえなくなり、問題の夜間の屋外の騒音や、夜間の屋外から聞こえて来ていた男の人達の大き目の話し声さえ、この耳栓を挿入した途端に一切聞こえなくなります。
素晴らしい遮音性です。

また、これを一晩使用して朝起きた際にも耳の穴に痛みを感じるような事はございませんでした。
因みにこの耳栓は使い捨てタイプです。
清潔でなくなる前に新しい物と交換する必要がございます。

私はお試し6種類詰め合わせを使い切った後に、この "MOLDEX CAMO PLUGS" を20組購入したのですがそれも既に使い切ってしまいましたので、この度新たに20組詰め合わせを購入致しました。
そして届いた耳栓を開封した際の写真が前掲のものです。

このモデルはアメリカ軍の関係者も使用している高性能製品であると記載されておりました。

騒音に悩まされている方には " MOLDEX " 銘柄のフォーム タイプの耳栓を試される事をお勧め致します。

"MOLDEX" のフォーム タイプ耳栓の製品情報ページのURL:
http://www.moldex.com/jp/hearing-protection/foam-earplugs/index.php

"SpaceX Falcon 9" ロケットの爆発事故。 [テクノロジー]

" SpaceX " 社が開発している、再使用可能のロケットとして注目を集めている " Falcon 9 " ロケットですが、2016年9月1日、フランスの通信衛星運営企業であるEutelsat社とアメリカのfacebook社が共同で運用する予定のイスラエルのSpacecom社製の通信用人工衛星 " AMOS-6 " を搭載しての地上試験中に爆発事故を起こしたそうです。
このロケットは2016年9月3日に打ち上げを予定しており、その準備としてのエンジン燃焼試験中だったそうです。

->->
[2016年9月14日追記]
掲載していた動画はロケットの爆発を遠景から捕えた貴重な映像でしたが、削除されてしまったようです。
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現地に居た人が投稿したらしき動画ですが、もの凄い大爆発を起こしております。 橙色の閃光を発し、空高く煙が立ち上り、低い轟音が聞こえます。

場所はアメリカの " Cape Canaveral Air Force Station " (ケープ カナヴェラル空軍基地)だそうです。

Falcon9 ロケットはその名が示す通り、1段エンジンとしてロケット エンジンを9基搭載しており、大型の人工衛星などの貨物を低軌道に打ち上げる性能があります。
低軌道への軌道投入能力は22,800[kg] (22.8[t]), ロケットの高さは70[m], 総重量は549,054[kg] (約549[t])との事です。
ロケットは極めて大量な燃料を搭載している為、火災が発生した際にはこの様な大爆発に繋がるのでしょう。

既に船上着地を成功させていたSpaceXですが、やはりロケット開発は非常に難しいものである事が分かります。


こちらは近接撮影の動画です。

私のブログ記事: "Falcon 9" ロケットが船上着地に成功したそうです。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2016-04-09

[参考ウェブ ページ]
"Engadget Japanese" の記事 "今週末打ち上げ予定だったFalcon 9ロケットが爆発炎上。積荷のAMOS-6通信衛星も失われる" のURL:
http://japanese.engadget.com/2016/09/01/falcon-9-amos-6/

"Wikipedia" の "ファルコン9" のページのURL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/ファルコン9

"GIGAZINE" の記事 "SpaceXのロケット「Falcon 9」が大爆発して打ち上げ予定だった人工衛星もろとも破壊、今後の打ち上げにも影響は必至" のURL:
http://gigazine.net/news/20160902-spacex-falcon-9-test-failed/

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