2017年1月7日の美しく幻想的な月の写真。 [天体望遠鏡と天体写真]
私は時々、自作の天体望遠鏡で月の写真を撮影する事がございます。
2014年の1月10日には素晴らしい夜空の条件に恵まれて、美しい月の写真を撮影出来ました。
私のブログ記事: 月の写真を印象的にしてみました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03
それ以降3年間もの間、綺麗な月の写真を撮影しようと試みていたのですが、月の見た目が良い形になる日には残念な事に空の状態が芳しくなく、どうも美しい月の写真を撮影する事には成功しておりません。
今年の1月7日の夜にも自作天体望遠鏡と古いコンパクト ディジタル カメラを使って月を撮影致しました。
しかしその日の夜も空に水蒸気が多く、撮影した写真は解像度が低く不鮮明なものとなってしまいました。
ですがその後、撮影した月の写真を多数合成し、画像処理を施すことにより、解像度はそこそこですが、見た目が最高に綺麗な写真に仕上がったのでこれを掲載させて頂きます。
https://c2.staticflickr.com/4/3888/33041679670_caf11ed066_o.png
これが2017年1月7日の夜に私が撮影した美しく幻想的な月の写真です。
ソフトウェアで115枚の写真を合成し、画像処理を施してあります。
月は宇宙空間で見ると白い色をしているのですが、地上で夜間に大気を通して見える様な黄色い月を再現致しました。
例えばファンタジー作品に描かれそうな月の写真となりました。
Copernicus Crater (コペルニクス クレーター)、Tycho Crater (ティコ クレーター)、Clavius Crater (クラヴィウス クレーター)が写っております。
ところで、私は月の写真を撮るのはこれで終わりにすることに致しました。
使用した自作天体望遠鏡に関しましては次の記事を御覧下さい。
私のブログ記事: 自作天体望遠鏡が遂に完成しました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2013-08-14
因みに今回の画像処理で使用したソフトウェアは、 " XnConvert " 、 " Fiji " (ImageJ)、 " AviStack2 " 、 " Gimp 2.9.5 " です。
[XnConvert]
大量の画像を一括処理で拡大や切り抜きを行いました。
[Fiji (ImageJ)]
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ回転と平行移動による位置合わせを行いました。
Plugins -> Registration -> Linear Stack Alignment with SIFT
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ変形を伴う位置合わせを行いました。
Plugins -> Feature Extraction -> Extract Block Matching Correspondences
"Fiji" (ImageJ) の公式ウェブサイトのURL:
https://fiji.sc/
[AviStack2]
自動処理により、画像を細かな小領域に分割して、各小領域毎の位置合わせと画質評価による小領域毎の取捨選択を実行した上で、合成処理を行いました。
[Gimp 2.9.5]
合成画像の仕上げ処理を行いました。
ディコンヴォリューション処理による鮮鋭化、ノイズ低減処理、アンシャープ マスク処理による鮮鋭化を行いました。
色域選択ツールを使用して、月の外縁部に生じた青色の滲みを選択し、その部分のみ彩度を下げる処理を施しました。
レヴェル調整による色調整を行いました。
レイヤーを複製してSoft Light合成を行いました。
彩度の調整を行いました。
月の回転と画像の縮小処理を行いました。
2014年の1月10日には素晴らしい夜空の条件に恵まれて、美しい月の写真を撮影出来ました。
私のブログ記事: 月の写真を印象的にしてみました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03
それ以降3年間もの間、綺麗な月の写真を撮影しようと試みていたのですが、月の見た目が良い形になる日には残念な事に空の状態が芳しくなく、どうも美しい月の写真を撮影する事には成功しておりません。
今年の1月7日の夜にも自作天体望遠鏡と古いコンパクト ディジタル カメラを使って月を撮影致しました。
しかしその日の夜も空に水蒸気が多く、撮影した写真は解像度が低く不鮮明なものとなってしまいました。
ですがその後、撮影した月の写真を多数合成し、画像処理を施すことにより、解像度はそこそこですが、見た目が最高に綺麗な写真に仕上がったのでこれを掲載させて頂きます。
https://c2.staticflickr.com/4/3888/33041679670_caf11ed066_o.png
これが2017年1月7日の夜に私が撮影した美しく幻想的な月の写真です。
ソフトウェアで115枚の写真を合成し、画像処理を施してあります。
月は宇宙空間で見ると白い色をしているのですが、地上で夜間に大気を通して見える様な黄色い月を再現致しました。
例えばファンタジー作品に描かれそうな月の写真となりました。
Copernicus Crater (コペルニクス クレーター)、Tycho Crater (ティコ クレーター)、Clavius Crater (クラヴィウス クレーター)が写っております。
ところで、私は月の写真を撮るのはこれで終わりにすることに致しました。
使用した自作天体望遠鏡に関しましては次の記事を御覧下さい。
私のブログ記事: 自作天体望遠鏡が遂に完成しました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2013-08-14
因みに今回の画像処理で使用したソフトウェアは、 " XnConvert " 、 " Fiji " (ImageJ)、 " AviStack2 " 、 " Gimp 2.9.5 " です。
[XnConvert]
大量の画像を一括処理で拡大や切り抜きを行いました。
[Fiji (ImageJ)]
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ回転と平行移動による位置合わせを行いました。
Plugins -> Registration -> Linear Stack Alignment with SIFT
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ変形を伴う位置合わせを行いました。
Plugins -> Feature Extraction -> Extract Block Matching Correspondences
"Fiji" (ImageJ) の公式ウェブサイトのURL:
https://fiji.sc/
[AviStack2]
自動処理により、画像を細かな小領域に分割して、各小領域毎の位置合わせと画質評価による小領域毎の取捨選択を実行した上で、合成処理を行いました。
[Gimp 2.9.5]
合成画像の仕上げ処理を行いました。
ディコンヴォリューション処理による鮮鋭化、ノイズ低減処理、アンシャープ マスク処理による鮮鋭化を行いました。
色域選択ツールを使用して、月の外縁部に生じた青色の滲みを選択し、その部分のみ彩度を下げる処理を施しました。
レヴェル調整による色調整を行いました。
レイヤーを複製してSoft Light合成を行いました。
彩度の調整を行いました。
月の回転と画像の縮小処理を行いました。
2017-03-14 06:43
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