母はUbuntu ユーザー。 [PC]
私は小学生だった頃、母の弟である叔父からCRT モニター一体型のMacintoshを買って頂き、Mac ユーザーとなりました。因みにこの叔父は昔から現在までMacユーザーです。
そのMacintoshですが、虹色林檎のロゴ マークが可愛らしかったです。
型番は、Power Macintosh 5500。CPUはPowerPC 603e 225MHz。
中学生の時には、クラリスホームページを使って、テクノロジー系のニュースや用語などをローカル ファイルのHTML ページにひたすら纏めて索引作りをしたりしました。PCで音楽を聴き始めたのもこの頃からでした。
"PC Watch" の "Power Macintosh 5500" に関する記事のURL:
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971008/apple.htm
その後、Apple社製PowerBook G4 (Gigabit Ethernet)のユーザーとなりました。
このノートブック PCは、CPUとしてPowerPC G4 550MHzを搭載し、チタニウム筐体でした。
蓋にある白い林檎マークも上品で美しかったです。
音楽プレイヤー ソフトウェアとしてiTunesを使い、音楽をCDからMacへ取り込んで聴くようになりました。
"PC Watch" の "PowerBook G4 (Gigabit Ethernet)" に関する記事のURL:
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011017/apple1.htm
その後、Dellの "Inspiron 530" でWindows Vistaのユーザーとなりました。
そして現在の自作PCで、Windows 7のユーザーとなっております。
私の自作PCの仕様につきましては、以下の記事を御覧下さいませ。
->->
[後日追加]
自作PCの構成
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-11-18
<-<-
部屋のあれこれを撮影
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2013-02-24
Core i7-3770T導入。良過ぎる!
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2012-05-27
そして本題です。
母の兄弟の長男の方の伯父さんはWindows ユーザーでしたが、先日からMac ユーザーとなりました。
そこで、その伯父さんが使っていた古いPCを頂ける事となりまして、これにオープンソースで無料のOSである、 " Ubuntu Linux " をインストールして私の母に使ってもらう事に致しました。
"Ubuntu" の公式ウェブサイトのURL:
http://www.ubuntu.com/
通常ならばUSB フラッシュ メモリーを使って簡単にインストールできるのですが、譲り受けたPCはUSB メモリーからのブートに対応していなかったので、他の方法を試す事にしました。
私はDVD+RWのディスクを持っておらず、代わりに空のCD-Rを持っていたので、これにUbuntuの公式ウェブサイトからダウンロードしたNetwork Installerを書き込み、これを使ってUbuntuをインストールする事に致しました。
" パソコン初心者の為のUbuntuLinux入門 " というウェブサイトの " Ubuntu ネットワークインストール Xubuntu Kubuntu ぜんぶ入り " のページを参考にさせて頂きました。
パソコン初心者の為のUbuntuLinux入門 / " Ubuntu ネットワークインストール Xubuntu Kubuntu ぜんぶ入り " のページのURL:
http://lets-ubuntu.yui.at/ins_re/ins_network.html
ネットワーク インストーラーについて書かれている "Ubuntu" の公式ウェブサイトのページのURL:
http://www.ubuntu.com/download/alternative-downloads
ここの " Download the network installer for 14.04 LTS " のリンク先へ移動します。
対象のPCはIntelの32bit CPUなので、" i386 - For 32-bit Intel/AMD (x86) " のリンク先にあるイメージ ファイルの、mini.isoをダウンロードし、ISO RecorderでCDに書き込みます。
後はインターネットに接続された状態でCDから起動して、日本語の案内に従ってインストールするだけでした。
UbuntuをインストールしたPCは映像についてはDVI-HDMI変換アダプターを介してHDMI ケーブルでLCD TVと接続され、音声については光ディジタル ケーブルでAV アンプに音声信号を送ります。
Ubuntu LinuxのヴァージョンはUbuntu 14.04.1 LTSです。LTSとはLong Term Supportの略で、長期間のサポートがあります。
Ubuntuをインストール後、PCを起動してみたところ、動作が想定外に高速で、サクサクと軽快に動作して驚きました。現在のUbuntu Linuxは非常に良く作られている事が解ります。
次に、この母専用Ubuntu PCは和室の居間のテレビ台に設置してあるのですが、ホーム ゲートウェイからLAN ケーブルを引くのは難しいので無線LANを使う事にしました。
インターネット検索してみると、Ubuntu マシンのUSB ポートに挿すだけですぐに無線LAN接続できる子機が幾つか確認できました。私はその中で、Buffaloの " WLI-UC-GNM " を購入致しました。
親指の爪程の小さいUSB接続無線LAN子機ですが、情報通り、USB端子に挿すだけですぐに認識され、NTTのホーム ゲートウェイの電波を捉えました。
ですが、通信ができません。私のPCからウェブ ブラウザーでアドレスをhttp://192.168.1.1/と 入力してホーム ゲートウェイ(ルーター機能内蔵ONU; ルーター機能内蔵光回線終端装置とも言います)の設定を見てみると、なるほど、MAC アドレス フィルタリングが機能しているようです。ですので、母専用Ubuntu PCのハードウェア アドレスをメモしてホーム ゲートウェイのMAC アドレス フィルタリング対象リストに加えてあげたところ、すぐにUbuntu PCがWi-Fi接続されました。
"Buffalo" の " WLI-UC-GNM " の製品情報ページのURL:
http://buffalo.jp/product/wireless-lan/client/wli-uc-gnm/
"ヨドバシ.com" の " WLI-UC-GNM " の製品ページのURL:
http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001001237367/
折角なのでこの古いPCで回線速度計測してみましたところ、低速なIEEE802.11n接続でも44.34[Mbps]の通信速度がありました。
また、先程も述べましたように、Ubuntu Linuxは非常に動作が軽快ですので、今となっては低スペックなPCであっても、Firefox ウェブ ブラウザーでサクサクと軽快にウェブ閲覧できます。タブも幾つも開いたままウェブサーフ出来ます。
https://farm9.staticflickr.com/8611/16113743980_df72a2cd66_o.png
https://farm8.staticflickr.com/7471/16115266977_40eff58788_o.png
以上の所までは私が行いました。
そして肝心の母ですが、還暦を目前にして人生初のPC体験です。母は携帯電話も所有した事がございません。
AV システムとUbuntu PCの起動、パスワード入力でのログイン、ウェブ ブラウザーの立ち上げと検索、アプリケーション ソフトウェアの終了とPCのシャットダウン、AVシステムのスウィッチ OFFまでの一連の操作がやっとのところですが、それらに関しては上手く使えているようです。
早速庭木の手入れの仕方や交通乗り換え案内などを検索しておりました。
母には半ば強引に使わせてしまったようなところがあり、申し訳無くも思いますが、新たな事に挑戦してくれて嬉しいです。
そのMacintoshですが、虹色林檎のロゴ マークが可愛らしかったです。
型番は、Power Macintosh 5500。CPUはPowerPC 603e 225MHz。
中学生の時には、クラリスホームページを使って、テクノロジー系のニュースや用語などをローカル ファイルのHTML ページにひたすら纏めて索引作りをしたりしました。PCで音楽を聴き始めたのもこの頃からでした。
"PC Watch" の "Power Macintosh 5500" に関する記事のURL:
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/971008/apple.htm
その後、Apple社製PowerBook G4 (Gigabit Ethernet)のユーザーとなりました。
このノートブック PCは、CPUとしてPowerPC G4 550MHzを搭載し、チタニウム筐体でした。
蓋にある白い林檎マークも上品で美しかったです。
音楽プレイヤー ソフトウェアとしてiTunesを使い、音楽をCDからMacへ取り込んで聴くようになりました。
"PC Watch" の "PowerBook G4 (Gigabit Ethernet)" に関する記事のURL:
http://pc.watch.impress.co.jp/docs/article/20011017/apple1.htm
その後、Dellの "Inspiron 530" でWindows Vistaのユーザーとなりました。
そして現在の自作PCで、Windows 7のユーザーとなっております。
私の自作PCの仕様につきましては、以下の記事を御覧下さいませ。
->->
[後日追加]
自作PCの構成
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-11-18
<-<-
部屋のあれこれを撮影
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2013-02-24
Core i7-3770T導入。良過ぎる!
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2012-05-27
そして本題です。
母の兄弟の長男の方の伯父さんはWindows ユーザーでしたが、先日からMac ユーザーとなりました。
そこで、その伯父さんが使っていた古いPCを頂ける事となりまして、これにオープンソースで無料のOSである、 " Ubuntu Linux " をインストールして私の母に使ってもらう事に致しました。
"Ubuntu" の公式ウェブサイトのURL:
http://www.ubuntu.com/
通常ならばUSB フラッシュ メモリーを使って簡単にインストールできるのですが、譲り受けたPCはUSB メモリーからのブートに対応していなかったので、他の方法を試す事にしました。
私はDVD+RWのディスクを持っておらず、代わりに空のCD-Rを持っていたので、これにUbuntuの公式ウェブサイトからダウンロードしたNetwork Installerを書き込み、これを使ってUbuntuをインストールする事に致しました。
" パソコン初心者の為のUbuntuLinux入門 " というウェブサイトの " Ubuntu ネットワークインストール Xubuntu Kubuntu ぜんぶ入り " のページを参考にさせて頂きました。
パソコン初心者の為のUbuntuLinux入門 / " Ubuntu ネットワークインストール Xubuntu Kubuntu ぜんぶ入り " のページのURL:
http://lets-ubuntu.yui.at/ins_re/ins_network.html
ネットワーク インストーラーについて書かれている "Ubuntu" の公式ウェブサイトのページのURL:
http://www.ubuntu.com/download/alternative-downloads
ここの " Download the network installer for 14.04 LTS " のリンク先へ移動します。
対象のPCはIntelの32bit CPUなので、" i386 - For 32-bit Intel/AMD (x86) " のリンク先にあるイメージ ファイルの、mini.isoをダウンロードし、ISO RecorderでCDに書き込みます。
後はインターネットに接続された状態でCDから起動して、日本語の案内に従ってインストールするだけでした。
UbuntuをインストールしたPCは映像についてはDVI-HDMI変換アダプターを介してHDMI ケーブルでLCD TVと接続され、音声については光ディジタル ケーブルでAV アンプに音声信号を送ります。
Ubuntu LinuxのヴァージョンはUbuntu 14.04.1 LTSです。LTSとはLong Term Supportの略で、長期間のサポートがあります。
Ubuntuをインストール後、PCを起動してみたところ、動作が想定外に高速で、サクサクと軽快に動作して驚きました。現在のUbuntu Linuxは非常に良く作られている事が解ります。
次に、この母専用Ubuntu PCは和室の居間のテレビ台に設置してあるのですが、ホーム ゲートウェイからLAN ケーブルを引くのは難しいので無線LANを使う事にしました。
インターネット検索してみると、Ubuntu マシンのUSB ポートに挿すだけですぐに無線LAN接続できる子機が幾つか確認できました。私はその中で、Buffaloの " WLI-UC-GNM " を購入致しました。
親指の爪程の小さいUSB接続無線LAN子機ですが、情報通り、USB端子に挿すだけですぐに認識され、NTTのホーム ゲートウェイの電波を捉えました。
ですが、通信ができません。私のPCからウェブ ブラウザーでアドレスをhttp://192.168.1.1/と 入力してホーム ゲートウェイ(ルーター機能内蔵ONU; ルーター機能内蔵光回線終端装置とも言います)の設定を見てみると、なるほど、MAC アドレス フィルタリングが機能しているようです。ですので、母専用Ubuntu PCのハードウェア アドレスをメモしてホーム ゲートウェイのMAC アドレス フィルタリング対象リストに加えてあげたところ、すぐにUbuntu PCがWi-Fi接続されました。
"Buffalo" の " WLI-UC-GNM " の製品情報ページのURL:
http://buffalo.jp/product/wireless-lan/client/wli-uc-gnm/
"ヨドバシ.com" の " WLI-UC-GNM " の製品ページのURL:
http://www.yodobashi.com/ec/product/100000001001237367/
折角なのでこの古いPCで回線速度計測してみましたところ、低速なIEEE802.11n接続でも44.34[Mbps]の通信速度がありました。
また、先程も述べましたように、Ubuntu Linuxは非常に動作が軽快ですので、今となっては低スペックなPCであっても、Firefox ウェブ ブラウザーでサクサクと軽快にウェブ閲覧できます。タブも幾つも開いたままウェブサーフ出来ます。
https://farm9.staticflickr.com/8611/16113743980_df72a2cd66_o.png
https://farm8.staticflickr.com/7471/16115266977_40eff58788_o.png
以上の所までは私が行いました。
そして肝心の母ですが、還暦を目前にして人生初のPC体験です。母は携帯電話も所有した事がございません。
AV システムとUbuntu PCの起動、パスワード入力でのログイン、ウェブ ブラウザーの立ち上げと検索、アプリケーション ソフトウェアの終了とPCのシャットダウン、AVシステムのスウィッチ OFFまでの一連の操作がやっとのところですが、それらに関しては上手く使えているようです。
早速庭木の手入れの仕方や交通乗り換え案内などを検索しておりました。
母には半ば強引に使わせてしまったようなところがあり、申し訳無くも思いますが、新たな事に挑戦してくれて嬉しいです。
2014-07-31 21:54
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