"YaCy Grid" (YaCy/2)は "Elasticsearch" を使用するとの事。 [P2P検索エンジン YaCy]
私が何年も前から使用している、P2P通信技術による分散型インターネット検索エンジンである " YaCy " (ヤスィー)の次期ヴァージョンの開発が順調なようです。
次期ヴァージョンは今までYaCy/2と表記されておりましたが、YaCy公式Twitter アカウントによりますと、この度、 " YaCy Grid " (ヤスィー グリッド)が正式な名称として決定したようです。
"Twitter" 上の当該ツイートのURL:
https://twitter.com/yacy_search/status/846623428023062529
また、この " YaCy Grid " は今までのYaCyから大幅な改良が行われるようですが、それにも関わらず以前のYaCyをしっかりとサポートしてくれるものになるそうです。
"Twitter" 上の当該ツイートのURL:
https://twitter.com/yacy_search/status/846624500103942144
開発スケジュールは次の画像の通りです。
開発が予定通りに順調に進めば今年2017年の8月頃に " YaCy Grid " の開発が完了することになるようです。
2017年3月31日現在、日本のYaCy利用者が少し増えてきてくれているので、この次期ヴァージョンのYaCy Gridによって更なる利用者の拡大が実現すれば素晴らしい事です。
今後が非常に楽しみです。
ところでこの " YaCy Grid " では幾つかの注目すべき新要素がございます。
それらの新要素を紹介致します。
[Elasticsearch]
今までのSolrに代わって " Elasticsearch " という、2017年3月31日現在最も人気のあるオープンソースの検索エンジンを採用するようです。
ElasticsearchとSolrはどちらも全文検索ライブラリーとしてはApache Luceneを使用しているそうですが、ElasticsearchはSolrよりも分散型検索に向いており、また、分析性能が優っているそうなので、Elasticsearchを導入する事により、P2P ネットワークによる分散型検索の効率が上がり、また、検索結果もより良いものが得られるようになりそうです。
オンライン百科事典 "Wikipedia" の "Elasticsearch" のページのURL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/Elasticsearch
[WARC]
" WARC " という国際標準化機構(ISO)の定めるウェブ アーカイヴの保存形式を採用しているようです。
オンライン百科事典 "Wikipedia" の "国際インターネット保存コンソーシアム" のページのURL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/国際インターネット保存コンソーシアム
オンライン百科事典 "Wikipedia" (English)の "Web ARChive" のページのURL:
https://en.wikipedia.org/wiki/Web_ARChive
[RabbitMQ]
" RabbitMQ " というオープンソースのメッセージ指向ミドルウェアも採用するようです。
オンライン百科事典 "Wikipedia" (English)の "RabbitMQ" のページのURL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/RabbitMQ
[Apache FtpServer]
" Apache FtpServer " を利用するようです。
これは、Apache (アパッチ) ソフトウェア財団のオープンソース ソフトウェア プロジェクトの1つである、 " Apache MINA " というネットワーク アプリケーション フレームワークに基づくFTP (File Transfer Protocol / ファイル転送規約) サーヴァーです。
"Apache FtpServer" プロジェクトのウェブサイトのURL:
http://mina.apache.org/ftpserver-project/
YaCy Gridはこれらの優れたオープンソースのシステムを採用し、より進化したものとなることでしょう。
"YaCy" の公式ウェブサイトのURL:
http://yacy.net/en/index.html
[ブログ記事]
分散型検索エンジン "YaCy" が正式に日本語化されました。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2016-02-25
検索エンジン "YaCy" は実用性充分です。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-10-15
分散型検索エンジン YaCy の導入解説
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-07-21
分散型検索エンジン YaCy のアップデート
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-06-25
分散型検索エンジンYaCyについての解説動画
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-03-22
Ubuntu PCでYaCy検索エンジンの為のポート開放の設定
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-11-06
次期ヴァージョンは今までYaCy/2と表記されておりましたが、YaCy公式Twitter アカウントによりますと、この度、 " YaCy Grid " (ヤスィー グリッド)が正式な名称として決定したようです。
"Twitter" 上の当該ツイートのURL:
https://twitter.com/yacy_search/status/846623428023062529
また、この " YaCy Grid " は今までのYaCyから大幅な改良が行われるようですが、それにも関わらず以前のYaCyをしっかりとサポートしてくれるものになるそうです。
"Twitter" 上の当該ツイートのURL:
https://twitter.com/yacy_search/status/846624500103942144
開発スケジュールは次の画像の通りです。
開発が予定通りに順調に進めば今年2017年の8月頃に " YaCy Grid " の開発が完了することになるようです。
2017年3月31日現在、日本のYaCy利用者が少し増えてきてくれているので、この次期ヴァージョンのYaCy Gridによって更なる利用者の拡大が実現すれば素晴らしい事です。
今後が非常に楽しみです。
ところでこの " YaCy Grid " では幾つかの注目すべき新要素がございます。
それらの新要素を紹介致します。
[Elasticsearch]
今までのSolrに代わって " Elasticsearch " という、2017年3月31日現在最も人気のあるオープンソースの検索エンジンを採用するようです。
ElasticsearchとSolrはどちらも全文検索ライブラリーとしてはApache Luceneを使用しているそうですが、ElasticsearchはSolrよりも分散型検索に向いており、また、分析性能が優っているそうなので、Elasticsearchを導入する事により、P2P ネットワークによる分散型検索の効率が上がり、また、検索結果もより良いものが得られるようになりそうです。
オンライン百科事典 "Wikipedia" の "Elasticsearch" のページのURL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/Elasticsearch
[WARC]
" WARC " という国際標準化機構(ISO)の定めるウェブ アーカイヴの保存形式を採用しているようです。
オンライン百科事典 "Wikipedia" の "国際インターネット保存コンソーシアム" のページのURL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/国際インターネット保存コンソーシアム
オンライン百科事典 "Wikipedia" (English)の "Web ARChive" のページのURL:
https://en.wikipedia.org/wiki/Web_ARChive
[RabbitMQ]
" RabbitMQ " というオープンソースのメッセージ指向ミドルウェアも採用するようです。
オンライン百科事典 "Wikipedia" (English)の "RabbitMQ" のページのURL:
https://ja.wikipedia.org/wiki/RabbitMQ
[Apache FtpServer]
" Apache FtpServer " を利用するようです。
これは、Apache (アパッチ) ソフトウェア財団のオープンソース ソフトウェア プロジェクトの1つである、 " Apache MINA " というネットワーク アプリケーション フレームワークに基づくFTP (File Transfer Protocol / ファイル転送規約) サーヴァーです。
"Apache FtpServer" プロジェクトのウェブサイトのURL:
http://mina.apache.org/ftpserver-project/
YaCy Gridはこれらの優れたオープンソースのシステムを採用し、より進化したものとなることでしょう。
"YaCy" の公式ウェブサイトのURL:
http://yacy.net/en/index.html
[ブログ記事]
分散型検索エンジン "YaCy" が正式に日本語化されました。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2016-02-25
検索エンジン "YaCy" は実用性充分です。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-10-15
分散型検索エンジン YaCy の導入解説
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-07-21
分散型検索エンジン YaCy のアップデート
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-06-25
分散型検索エンジンYaCyについての解説動画
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2015-03-22
Ubuntu PCでYaCy検索エンジンの為のポート開放の設定
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-11-06
2017年1月7日の美しく幻想的な月の写真。 [天体望遠鏡と天体写真]
私は時々、自作の天体望遠鏡で月の写真を撮影する事がございます。
2014年の1月10日には素晴らしい夜空の条件に恵まれて、美しい月の写真を撮影出来ました。
私のブログ記事: 月の写真を印象的にしてみました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03
それ以降3年間もの間、綺麗な月の写真を撮影しようと試みていたのですが、月の見た目が良い形になる日には残念な事に空の状態が芳しくなく、どうも美しい月の写真を撮影する事には成功しておりません。
今年の1月7日の夜にも自作天体望遠鏡と古いコンパクト ディジタル カメラを使って月を撮影致しました。
しかしその日の夜も空に水蒸気が多く、撮影した写真は解像度が低く不鮮明なものとなってしまいました。
ですがその後、撮影した月の写真を多数合成し、画像処理を施すことにより、解像度はそこそこですが、見た目が最高に綺麗な写真に仕上がったのでこれを掲載させて頂きます。
https://c2.staticflickr.com/4/3888/33041679670_caf11ed066_o.png
これが2017年1月7日の夜に私が撮影した美しく幻想的な月の写真です。
ソフトウェアで115枚の写真を合成し、画像処理を施してあります。
月は宇宙空間で見ると白い色をしているのですが、地上で夜間に大気を通して見える様な黄色い月を再現致しました。
例えばファンタジー作品に描かれそうな月の写真となりました。
Copernicus Crater (コペルニクス クレーター)、Tycho Crater (ティコ クレーター)、Clavius Crater (クラヴィウス クレーター)が写っております。
ところで、私は月の写真を撮るのはこれで終わりにすることに致しました。
使用した自作天体望遠鏡に関しましては次の記事を御覧下さい。
私のブログ記事: 自作天体望遠鏡が遂に完成しました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2013-08-14
因みに今回の画像処理で使用したソフトウェアは、 " XnConvert " 、 " Fiji " (ImageJ)、 " AviStack2 " 、 " Gimp 2.9.5 " です。
[XnConvert]
大量の画像を一括処理で拡大や切り抜きを行いました。
[Fiji (ImageJ)]
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ回転と平行移動による位置合わせを行いました。
Plugins -> Registration -> Linear Stack Alignment with SIFT
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ変形を伴う位置合わせを行いました。
Plugins -> Feature Extraction -> Extract Block Matching Correspondences
"Fiji" (ImageJ) の公式ウェブサイトのURL:
https://fiji.sc/
[AviStack2]
自動処理により、画像を細かな小領域に分割して、各小領域毎の位置合わせと画質評価による小領域毎の取捨選択を実行した上で、合成処理を行いました。
[Gimp 2.9.5]
合成画像の仕上げ処理を行いました。
ディコンヴォリューション処理による鮮鋭化、ノイズ低減処理、アンシャープ マスク処理による鮮鋭化を行いました。
色域選択ツールを使用して、月の外縁部に生じた青色の滲みを選択し、その部分のみ彩度を下げる処理を施しました。
レヴェル調整による色調整を行いました。
レイヤーを複製してSoft Light合成を行いました。
彩度の調整を行いました。
月の回転と画像の縮小処理を行いました。
2014年の1月10日には素晴らしい夜空の条件に恵まれて、美しい月の写真を撮影出来ました。
私のブログ記事: 月の写真を印象的にしてみました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-02-03
それ以降3年間もの間、綺麗な月の写真を撮影しようと試みていたのですが、月の見た目が良い形になる日には残念な事に空の状態が芳しくなく、どうも美しい月の写真を撮影する事には成功しておりません。
今年の1月7日の夜にも自作天体望遠鏡と古いコンパクト ディジタル カメラを使って月を撮影致しました。
しかしその日の夜も空に水蒸気が多く、撮影した写真は解像度が低く不鮮明なものとなってしまいました。
ですがその後、撮影した月の写真を多数合成し、画像処理を施すことにより、解像度はそこそこですが、見た目が最高に綺麗な写真に仕上がったのでこれを掲載させて頂きます。
https://c2.staticflickr.com/4/3888/33041679670_caf11ed066_o.png
これが2017年1月7日の夜に私が撮影した美しく幻想的な月の写真です。
ソフトウェアで115枚の写真を合成し、画像処理を施してあります。
月は宇宙空間で見ると白い色をしているのですが、地上で夜間に大気を通して見える様な黄色い月を再現致しました。
例えばファンタジー作品に描かれそうな月の写真となりました。
Copernicus Crater (コペルニクス クレーター)、Tycho Crater (ティコ クレーター)、Clavius Crater (クラヴィウス クレーター)が写っております。
ところで、私は月の写真を撮るのはこれで終わりにすることに致しました。
使用した自作天体望遠鏡に関しましては次の記事を御覧下さい。
私のブログ記事: 自作天体望遠鏡が遂に完成しました
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2013-08-14
因みに今回の画像処理で使用したソフトウェアは、 " XnConvert " 、 " Fiji " (ImageJ)、 " AviStack2 " 、 " Gimp 2.9.5 " です。
[XnConvert]
大量の画像を一括処理で拡大や切り抜きを行いました。
[Fiji (ImageJ)]
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ回転と平行移動による位置合わせを行いました。
Plugins -> Registration -> Linear Stack Alignment with SIFT
マクロで下記のプラグインにより画像を1枚づつ変形を伴う位置合わせを行いました。
Plugins -> Feature Extraction -> Extract Block Matching Correspondences
"Fiji" (ImageJ) の公式ウェブサイトのURL:
https://fiji.sc/
[AviStack2]
自動処理により、画像を細かな小領域に分割して、各小領域毎の位置合わせと画質評価による小領域毎の取捨選択を実行した上で、合成処理を行いました。
[Gimp 2.9.5]
合成画像の仕上げ処理を行いました。
ディコンヴォリューション処理による鮮鋭化、ノイズ低減処理、アンシャープ マスク処理による鮮鋭化を行いました。
色域選択ツールを使用して、月の外縁部に生じた青色の滲みを選択し、その部分のみ彩度を下げる処理を施しました。
レヴェル調整による色調整を行いました。
レイヤーを複製してSoft Light合成を行いました。
彩度の調整を行いました。
月の回転と画像の縮小処理を行いました。