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只今処理中。 [日常]

私は只今、Ubuntu PCに例の画像処理をさせております。
既に1週間以上、PCを無休でフル ロードで酷使し続けております。

ですが、この画像処理が終わる迄には更に3週間近く掛かる見込みです。

まだ処理の途中ではありますが、この処理の効果は絶大です。

磨りガラス越しに見ているかの様な非常にぼやけた画像が、処理を施すと、くっきりはっきりと鮮明な画像になります。



詳しい内容は、処理が完了してから書かせていただきますが、やっている事は概ね以下の通りです。

[XnConvert]
>一連の大量の画像について、Lanczos 3による画像の拡大

[ImageJ (Fiji)]
>基準画像とその他の画像にガウス暈しと縮小を施し、それらの間の一致度を評価する事による各画像間の位置合わせと回転

[AviStack2]
>特徴点の抽出

>抽出した特徴点によるヴォロノイ図化

>複数の特徴点を内包する大領域区分の作成

>各画像間の各同大領域毎の位置合わせと画質評価

>大領域毎の取捨選択

>各小領域の位置合わせと幾何学的変形と、領域境界付近の透過度を上げながらの合成

[Gimp 2.9.3, G'MIC for GIMP]
> " Richardson-Lucy Deconvolution " とアンシャープ マスクによる後処理


" Richardson–Lucy Deconvolution " はオープン ソースで無償の画像編集ソフトウェアであるGimpの開発版である " Gimp 2.9.3 " に、 " G'MIC for GIMP " というプラグインを導入してのもので、アンシャープ マスクは " Gimp 2.9.3 " の内蔵機能です。



処理前には暈けていて何が写っているのか判らなかったのですが、処理後にはそれまで全く見えなかったものが見えるようになり、驚きます。


->->
[後日追記]
合成処理させていた月の写真ですが、途中で深刻な事実が発覚致しました。
合成画像の中のクレーターが分裂してしまったのです。
原因は元の写真に写った月の像の収差による歪みと、各々の写真の明るさの違いです。
望遠鏡の視野の端の方に写った像は収差で僅かに引き伸ばされます。
全体からすると僅かな歪みでも10,000 x 10,000画素程の解像度の画像では数10画素程ずれます。
また、元の写真を撮影した時は空に水蒸気が多く、像が暈けており、それに加えて各々の写真の明るさが異なる為、多数の画像間で正確にクレーターを同定出来なかったようです。
元々クレーターというのはどれも似たようなものなので、同定が上手く出来ないのも仕方がない事です。
私が今考えているのは、画像の明るさを統一させる処理をしてから改めて合成処理させ直すか、2日後に再び月を撮影し直すかといったところです。
<-<-

ところで、分散型インターネット検索エンジンの " YaCy " については画像処理が完了してから使用を再開します。
YaCyが利用している全文検索エンジンの " Solr " のヴァージョンが " 5.4.1 " にアップデートされたようなので、使うのを心待ちにしております。

" YaCy " の開発用GitHub ページのURL:
https://github.com/yacy/yacy_search_server




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