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月の写真を撮るという事 [天体望遠鏡と天体写真]

本日は大晦日。もうすぐ新年です。

話は大晦日とは関係無く、お月様の写真の事です。

私は2013の8月14日から度々、自作の塩ビ管天体望遠鏡とコンパクト ディジタル カメラで、月の写真を撮影して来ました。

中でも2014年1月10日に撮影した月の写真はとても良い出来栄えでした。
Moon_16_Processed 自作天体望遠鏡とコンパクトデジタルカメラで撮影した月の写真。クレーターが際立って見える。色は黄色 月の兎が見える。
オリジナル サイズ(8208 x 5472[pixels])の画像ファイルは以下のURLにあります。
https://farm8.staticflickr.com/7518/16274740676_13c2d0ee6c_o.png
1月10日の月の写真です。月齢は9.0。

あの時は雲が無く、良く晴れた空で、気流も安定した良いシーイングでした。
その後、同じ様な月相で、更に良い写真を撮影したかったのですが、未だ成功しておりません。
同じ月相は1か月に1回しか現れず、その日の夜が快晴でないとまた1か月後まで待たなくてはなりません。
1年間で機会は12回ありますが、何と2014年は1月10日を除いては天候に恵まれる事はございませんでした。
一見雲が無いように見える夜空であっても、水蒸気が多かったり、上空の気流が荒くて像の細部が乱れていたりすると良い写真は撮れません。

そして大晦日である本日も、素晴らしい月相の予定でしたが、夕方から関東地方に低気圧が接近し、雲が空を覆い尽くしてしまいました。
例年であれば11月と12月と1月は快晴日数がとても多くなる筈なのですが、撮影日には晴れませんでした。

つまり、優れた月の写真を撮るというのはそれだけ難しいという事のようです。

雲よりも高い山の上に天体望遠鏡を持って行くか、そもそも天文台ならば良い機会はもっと多くなるに違いありませんが、私は自宅のベランダから撮れる日が来るのを待ちたいと思います。

次は2015年1月29日が予定日です。



尚、自作天体望遠鏡に関しましては "自作天体望遠鏡が遂に完成しました" を御覧下さい。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2013-08-14


刑事ドラマの画像処理技術について [テクノロジー]

昔、 "超解像" "Super-Resolution" が話題になっていた頃、TVの高画質化に役立つという点で注目されていたように思います。
現在ではTV放送はFull HDの次、UHD (4K)へ向かっております。
TVでは実時間で画像処理する必要がある為、主に1枚フレーム内超解像技術が搭載されております。
ですが、番組コンテンツの撮影と編集が4K以上の解像度で行われれば、超解像処理の必要性は低下致します。
このまま超解像技術、特に "複数枚超解像技術" はマイナーなものになってしまうのかなと思っていたのですが、犯罪捜査には活用されているようです。

主に防犯カメラの映像の鮮明化に利用されているそうです。


アレです。テレビ放送の刑事ドラマなどで頻繁に出てくるあのシーンです。


「現場近くの防犯カメラに怪しい人物が映っていました!」

(防犯カメラ映像を見ながら)
「ダメですね。これじゃ犯人の顔かどうか分からない。」

「私が画像処理で鮮明化してみます。」

(鮮明化した拡大画像を見ながら)
「...こいつだ!犯人の顔に間違いない!」


アレはドラマでは効果が誇張されてはおりますが、それに近い事が可能なのですね。

例えば、株式会社デジタルデザイン の 捜査支援用画像処理システム イメージレポーター という製品は様々な映像の多数枚のフレームを用いて、1画素よりも細かい、サブピクセル レベルでのブロック マッチングで元々の解像度以上の情報を引き出します。ノイズも低減し、輝度やコントラストなども補正してそのままでは判別できなかったナンバー プレートの文字も判読可能にします。この製品は東京工業大学の研究成果の特許技術を用いているそうです。

東京工業大学 / 奥富・田中研究室 のURL:
http://www.ok.ctrl.titech.ac.jp/index-j.shtml

奥富・田中研究室 / 超解像技術研究に関するページ のURL:
http://www.ok.ctrl.titech.ac.jp/res/CSR/CSR-ja.html

株式会社デジタルデザイン / "捜査支援用画像処理システム イメージレポーター" の製品情報ページのURL:
http://www.d-d.co.jp/imagereporter/index.html


ここで私が思うのは、「月の写真にも複数枚超解像を使いたい」という事です。
AviStack2などの無料のスタッキング ソフトウェアは複数枚の写真の位置合わせと変形と合成を行いますが、ノイズは無くなっても解像度は上がりません。
サブピクセル レベルでのブロック マッチングまでしてくれたら嬉しいのですが、さすがにそこまでは望めませんね。

それともう一つ。このような優れた技術は犯罪捜査などに於いてとても強力ですが、逆に市民のプライヴァシーを侵したり、更には企業スパイなど犯罪に使われてしまう事も懸念されます。技術の使われ方も注意深く見て行く必要があると思います。

何と、女の子でした!! [セキセイインコ]

私が飼っているセキセイインコの " イコ " ちゃんですが、7月21日に家に迎え入れてから長い間、男の子だと思っていたのですが、最近になって女の子である事が判明致しました。
初めて家に来た時には鼻全体が青かったので雄だと判断しておりました。
とても良く懐いていたのですが、言葉を喋らず、また、徐々に鼻の色が薄くなってきておりました。
そして現在ですが、鼻全体の蝋膜の色がすっかり茶色になりまして、完全に雌であると判明致しました。
茶色は女の子が発情している時の色だそうです。
どうやらセキセイインコの性別を見る時は、鼻全体よりも鼻孔の色を見るべきだったようです。

Budgerigar_Ico_(2014_12_05)_2 セキセイインコのイコちゃんを撮影した写真。頭の羽毛は白く首から下の羽毛は青い。鼻が茶色い。
https://farm8.staticflickr.com/7545/16300266772_097929e31f_o.jpg
こちらの写真は12月05日に撮影したものです。生後約9か月で鼻の蝋膜は茶色です。
これはもう女の子の特徴です。しかも、発情してしまっている時の特徴です。

Budgerigar_Ico_(2014_07_27)_2 セキセイインコのイコちゃんを撮影した写真。頭の羽毛は白く首から下の羽毛は青い。鼻が青い。
https://farm8.staticflickr.com/7483/16113755190_92fee1aae0_o.jpg
この写真は7月27日に撮影したもので、生後約4か月です。鼻の蝋膜が青色なのが分かるかと思います。
ですが、実はよく見ると鼻孔の周りは少しだけ黄色っぽいのです。


現在は発情している為、少々気性が荒くなり、強く噛み付くようになっております。

インコの発情過多は彼ら自身の健康を損ない、時には死に至る事もあるそうですので、なるべく発情させないように気を付けようと思います。

Firefox34にて余分な検索エンジンを削除しました。 [ソフトウェア]

私は2014年12月18日現在、オープンソース ソフトウェアのウェブブラウザーであるFirefox34を使用しております。
ブラウザーのGUIの検索窓に検索キーワードを入力するとデフォルト以外の検索エンジンが候補で表示されるのですが、ヴァージョン 34では他の検索エンジンを削除出来なくなっておりました。
Ubuntu 14.04にて次のディレクトリーにある各検索エンジンに対応した.xmlのファイルを削除する事でそれらの検索エンジンを表示させなくする事が出来ました。

/usr/lib/firefox/distribution/searchplugins/locale/ja/

削除は cd コマンド で当該ディレクトリーに移動した後、 " sudo rm ファイル名 " で削除致しました。
複数のファイルを同時に削除するには、それぞれのファイル名の間に半角スペースを空けて入力する事で同時に削除出来ます。
以前の様に、初めから自由に検索エンジンの削除や並べ替えが出きるように戻して欲しいところです。

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