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Ubuntu Linuxをメイン PCで使用してみた。 [PC]

私はこの度、メイン PCのOSとしてUbuntu Linuxを使用する事に致しました。

以前書きましたが、還暦の私の母は現在TVに繋いだUbuntu PCでインターネットを利用しております。
そしてUbuntu Linuxは低性能なPCでも軽快に動作し、使い勝手も良いのだという事が分かりました。

前に書いた記事: 母はUbuntu ユーザー。
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2014-07-31


まず初めに、問題無く利用できるかどうかの確認としまして、Windows7がインストールされている内蔵HDDをパーティションで区切ってデュアルブート環境にしてみました。

まず、Windows7環境でUbuntu公式ウェブサイトからUbuntu 14.04 LTSのISO ファイルをダウンロードし、DVD-RWに書き込みました。このDVDではDVDからのOSの起動と、OSのインストールが出来ます。

"Ubuntu" 公式ウェブサイトにあるダウンロード ページのURL:
http://www.ubuntu.com/download/desktop


DVDをドライヴにセットしてからUEFIのユーザー インターフェイスを起動。
ブート優先順位設定で光学ディスク ドライヴを1番目にしてDVDから起動させました。

そして、 "Ubuntuのインストール" を選択。
既にWindows7がインストールされている為、"Ubuntu をこれらと併用可能な形でインストール" を選択。

後は案内に従って進めて行くと、簡単にインストールが完了しました。


ところが問題点がありました。
USB オーディオ インターフェイスが正しく認識されません。
私が使用しているのは "CREATIVE USB Sound Blaster Digital Music Premium HD" です。
抜き差しや再起動を試したところ、 "システム設定" の "サウンド" に正しく表示されました。
しかし "テスト" でスピーカーから音が出ません。

また、それとは別に少々弄っていたところ、残念な事にOSがフリーズして操作不能になってしまいました。
電源ボタン長押しで強制終了して再起動したところ、今度は起動時にWindows OSによるディスク チェックとUEFIの起動を際限なく繰り返すようになってしまいました。
やはり取り敢えず、1台のHDDによるデュアルブートは諦める事に致しました。




そこで次に、Windows7がインストールされている内蔵HDDとは別にUSB接続の外付けHDDを用意して、そこにUbuntu 14.04 LTSをインストールして試用してみる事に致しました。

元々のWindows7がインストールされている内蔵HDDは記憶容量が2TBのものですが、私が以前使用していた500GBのSATA接続の内蔵HDDをUSB接続の外付けHDD ケースに入れて使う事に致しました。


私はASUS P8Z77-Vというマザーボードを使用しておりまして、そのファームウェアを最新版に更新した後、前述のDVDをドライヴにセットしてからUEFIのユーザー インターフェイスを起動。
ブート優先順位設定で光学ディスク ドライヴを1番目にしてDVDから起動させました。
この時、光学ディスク ドライヴのUEFIのものとそうでないものがありますが、最終的にUEFIの方を選択しました。
その理由については後述します。


これ以降のパーティションの作成とUbuntu OSのブートローダーの書き込みとインストールなどの手順は次に記すウェブ ページを参照させて頂きました。
Ubuntu kledgeb / デュアルブート(UEFI Win8 + Ubuntu13.04) その4 - Ubuntuをインストールする・UbuntuをUEFIから起動する
http://kledgeb.blogspot.jp/2013/10/uefi-win8-ubuntu1304-4-ubuntuubuntuuefi.html

Ubuntu kledgeb / Ubuntu 14.04 インストール(UEFI) その2 - UEFIのPCにUbuntu 14.04 インストールする(パーティションの作成 〜 ブートローダーの設定)
http://kledgeb.blogspot.jp/2014/04/ubuntu-1404-uefi-2-uefipcubuntu-1404.html


起動したら次に "Ubuntuのインストール" を選択。
インストールの種類は "それ以外" を選択。
外付けHDDを選択して "新しいパーティション テーブルを作成" というボタンをクリック。
出来た空き領域を選択して "+" ボタンをクリックしてパーティションを作成。
私の場合はサイズを256MBにして利用方法は "EFI ブートパーティション" を選択して "OK" をクリック。
尚、前述のブート優先順位設定でUEFIではない方の光学ディスク ドライヴを選択したら "EFI ブートパーティション" の選択肢が出ませんでした。
次にまた空き領域を選択して "+" ボタンをクリックしてパーティションを作成。
サイズは残りの容量から、つまり表示されている値からスワップ パーティションに割り当てる予定の量を差し引いた値にして、利用方法は "ext4 ジャーナリングファイルシステム" を選択して、マウント ポイントは "/" を選択して "OK" をクリック。
私の場合はスワップ領域として8GBを割り当てました。
そしてまた空き領域を選択して "+" ボタンをクリックしてパーティションを作成。
サイズは残りの容量の値のままにして、利用方法は "スワップ領域" を選択して "OK" をクリック。
パーティションの最初と最後にそれぞれサイズが1MBと表示された空き領域が残りますが問題無いようです。

最後に、 "ブートローダをインストールするデバイス" でこの外付けHDDを選択して "インストール" ボタンをクリックしてインストールの開始です。

インストールが完了した後、UEFIのユーザー インターフェイスを起動。
ブート優先順位設定でこの外付けHDDを1番目にして再起動させようとしました。
ところが、何とUEFIが起動した後、外付けHDDはアイドル状態になり、Ubuntu OSは起動出来ず、エラーとなってしまいました。


そこで今渡こそはと、その外付けHDDの中身のHDDを2台目の内蔵HDDとしてPC ケース内に取り付け、SATA ケーブルで接続致しました。
因みにこの時PCの掃除も致しました。
ブート優先順位設定では1番目に光学ディスク ドライヴとし、2番目にWindows7がインストールされているHDDを指定し、3番目にUbuntuがインストールされているHDDを指定致しました。
そして起動時にUEFIのユーザー インターフェイスから直接にUbuntuがインストールされているHDDからのOSの起動を選択する事に致しました。

今度はさすがに起動も終了も問題無く出来ました。

そして不要なアプリケーション ソフトウェアの削除と必要なアプリケーション ソフトウェアのインストールをUbuntu ソフトウェア センターから行いました。

そしていよいよUSB オーディオ インターフェイスの設定ですが、これは次の記事に書く事と致します。

タグ:linux OS インストール ubuntu Windows 7 デュアルブート UEFI
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