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2013年8月18日の月の写真 [天体望遠鏡と天体写真]

本日もまた、自作天体望遠鏡にてお月様を撮影致しました。
moon_7_sharpened_levels adjusted 自作の天体望遠鏡によって撮影した月の写真。
https://farm8.staticflickr.com/7486/16299056522_bc18bc4d0b_o.png
これがその月の写真です。
画像鮮鋭化と明るさ調整処理をしてあります。
20時過ぎの、雲が掛かっていない時に撮影致しました。
天体望遠鏡はVixen NPL40mmを付けて25倍としてあります。
眼で望遠鏡を覗いて見ても大変美しく、クレーターから放射状に伸びる筋が綺麗で、また、クレーターの中央の出っ張りも良く見えました。
撮影に使ったのはいつも通りSONYのコンデジ、DSC-RX100です。
この自作天体望遠鏡に関しては "自作天体望遠鏡が遂に完成しました" を御覧下さい。

moon_7 自作の天体望遠鏡によって撮影した月の写真。
https://farm8.staticflickr.com/7561/15677506584_0ec16b0453_o.jpg
こちらは画像処理していないオリジナルの写真です。


前回の記事で書いた接眼鏡のNPL6mmも取り付けて160倍で覗いてみました。

早速、土星が良い位置にあったので、土星を視野に導入しようとしたのですが、これがなかなか難しい。
何しろ初めて天体望遠鏡で惑星を見ようというのに、それが初めて作った自作天体望遠鏡でなのですから、すんなりと行くはずがありません。
そこで、接眼筒に取り付けられている長いアルミ フレームの溝を使って、照準を合わせました。
月は簡単に視野に入るのですが、土星は難しい。
接眼筒を持って上下左右に少しづつ動かしていると、視野に一瞬光るものがよぎりました。
そこで僅かに鏡筒をずらしたところ、土星の導入に成功致しました。
残念ながら、私の天体望遠鏡は完全なフリー ストップではないので、手を添えないと鏡筒が下がったり上がったりしてしまいますので、手を添えていたのですが、優しく添えているだけなのに、極僅かに振動して、視野の中で土星の像がプルプルと震えていました。
それでも、160倍の像は明るく、くっきりはっきりと見え、丸い土星の本体と、土星の環はしっかりと離れて見えました。
プルプルと震えていたせいでカッシーニの間隙は良く判らなかったのですが、振動が無ければ余裕で見えたはずです。

ただ、想定外だったのが、このアイピース、NPL6mmの構造。
まず鏡筒が短い為、カメラ用ブラケットが取り付けられませんでした。
更に、レンズが大変小さく、アイ レリーフが3[mm]と短いので、覗くのがとても難しかったです。
また、目で覗き見る時と、カメラで撮影する時とでは接眼筒の合焦位置が異なる訳ですが、カメラが取り付けられないと合焦位置が判らず、撮影する事ができませんでした。


それと、今回は私の母にも覗いてもらったのですが、その際、私の目と母の目では、接眼筒の合焦位置が大分異なる事が判りました。
また、視野への導入に関してですが、私は25倍時に月は一瞬で導入、土星は少し接眼筒を上下左右に振ってやると導入できるのですが、母は25倍の月でもか なり導入に時間が掛かり、土星は全く視野に導入できませんでした。160倍時には、私は月は少々行ったり来たりしてやればすぐに導入でき、土星は1分近く 掛けて導入できますが、母は160倍では月の導入もできませんでした。
つまり、私の自作天体望遠鏡は私にしか扱えない物だという事が判りました。



あぁ、土星の写真を撮りたかったなぁ。。。

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