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GeForce GT240はこれからも現役 [PC]

私のPCは静音性と性能をなるべく高い位置で両立するよう組んであります。
グラフィックス カードは "GeForce GT 240 1GB ZONE Edition" を使用しています。

以前の記事: Core i7-3770T導入。良過ぎる!
http://crater.blog.so-net.ne.jp/2012-05-27

その前は、Palit GeForce 9500GTというファンレス カードを使用しておりました。
これはラジエーターのフィンの板厚が厚く、よく出来た製品でした。
今では部屋にケースに入れて飾ってあります。

現在の GeForce GT 240 1GB ZONE Edition はTDPは69Wとやや上がってしまいましたが、なかなかの性能で、私はPC ゲーマーではないので充分に快適です。
この製品はヒートシンクの作りが更に良くて、見た目も美しく、頑丈で、大音量の低音の振動にも微動だにしません。

今時のグラフィックス カードのヒートシンクは板が極薄で、低音の振動で簡単にビリついてしまいます。
それに、極薄フィンのヒートシンクは購入時からどこかしら曲がっていたり折れているので、私は欲しくありません。

噂されていた、NVIDIAのGeforce GT640のKepler版に期待していたのですが、少々残念な内容となりました。
GeForce GT 240はGDDR5(最大グラフィックスカード出力69W)またはGDDR3(<-私のはこれ)だったのですが、Geforce GT640 KeplerはGDDR5またはDDR3となっており、GDDR5版は消費電力75Wの高発熱, DDR3版はメモリー帯域幅が低下しています。恐らくメモリー帯域幅がボトルネックとなるでしょう。消費電力は50Wですが低性能で、バランスの悪い製品となってしまいました。
Geforce GT640のKepler版は演算コア数は多いのですが、一方は高発熱、もう一方はメモリーのボトルネックにより性能が出し切れない。

ところで、NVIDIA社はリネームしまくり、同じ製品名で旧世代のコアを混ぜて販売したり、スペックの表記を頻繁に変えて混乱させたり、印象がよくありません。

AMD Radeon HD7750がなかなか良さそうですが、ファンレスの"頑丈"ヒートシンクなものは無いようですね。

CPU統合GPUの性能が上がってきておりますので、低消費電力、低発熱でファンレスで"頑丈"ヒートシンクでそこそこの性能のグラフィックス カードはもう二度と発売されないかもしれないですね。


--2012年06月08日 追記--
公式発表されたGeforce GT 640 Kepler版はDDR3版でプロセッサー クロックは上がっていますが、消費電力も上がって、65Wとなってしまいました。
メモリー帯域幅は28.5GB/secと低いままです。

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